隔週通院で病歴3年の起立性調節障害が改善した女子中学生
今回は、発症して3年が経過していて長期化・重症化していた起立性調節障害の女子中学生が、2週間に1回のペースの通院で改善した例を紹介します。
通院のペースについては、着実に早く治していくためには、基本的に週1回のペースでの通院をお勧めしています。
週1回のペースで施術を受けて、1ヶ月から2ヶ月継続していくと、着実に改善していく方が多いためです。
「症例紹介」の色々な実例をお読みいただければ、実際にそのように治っていく方が多いことがお分かりいただけると思います。
しかし、遠方にお住まいで、毎週通うのは難しいという方もいらっしゃると思います。
そのような場合は、2週間に1回など、お客様が来られるペースで通院していただいています。
2週間に1回のペースだと、週1回のペースよりも改善のスピードはゆっくりになりますが、それでも少しずつ改善していきます。
実際の例として、2週間に1回のペースの通院で着実に改善した例を紹介します。
来院までの経緯、症状
中学2年生。女性。Mさん。
小学5年の頃から朝起きられない日が増えた。
小学6年の時に起立性調節障害と診断された。
薬での治療を続けていたが改善しなかった。
中学1年の冬から遅刻や欠席する日が増えた。
中学2年の夏休み明けから全く登校できなくなった。
朝は起きるのが辛く、頭痛やふらつきもある。
遅い日は昼まで起きられない。
学校が遠く通学に時間がかかるため体調が悪いと登校が困難。
発症してから3年間、症状の改善が見られず困っている。
薬以外の方法で治したいと当院に相談に至る。
症状の経過
1月下旬。初回来院。
遠方にお住まいのため、以降、2週間ごとに来院。
2月上旬。2回目。
体調は改善している。
寝起きが早くなった。
頭痛、ふらつきも減っている。
朝は6時から7時に起きている。
遅い日も昼まで寝るようなことはない。
学校は週3回位登校している。
2月中旬。3回目。
体調は改善している。
朝は起きられる日は6時に起きている。
遅い日も8時頃には起きている。
頭痛はほとんどない。
ふらつきは時々ある。
学校は週3回位登校している。
3月上旬。4回目。
朝は6時頃に起きている。
休みの日も8時頃には起きている。
声掛けしてから起きる時間が短くなっている。
頭痛、ふらつきはほとんどない。
学校は週3回位登校している。
食欲も増えてきて、以前より食事量が増えた。
中学2年生のMさんは、小学5年生で起立性調節障害の症状を発症し、すでに3年が経過していて、学校も不登校になっているということでしたので、長期化・重症化しているケースでした。
遠方からのご利用でしたので、2週間に1回のペースで通院していただきましたが、上記のような経過で、来院のたびに、寝起きが良くなり、頭痛やふらつきが減るなど、着実に改善していただけました。
学校が遠いため電車・バスで通学しているので登校が大変なようですが、週3日位は登校できているそうです。
継続していけば更に元気になっていくものと思います。
このように起立性調節障害が長期化・重症化していて治すのが難しいケースでも、2週間に1回の来院でも、少しずつ改善していただけます。
遠方にお住まいで毎週の通院は難しいという方も、どうぞご相談ください。
お客様の声
最後にお母さんに書いていただいたアンケートを紹介します。
何年も続いたお悩みが改善していただけて、本当に良かったと思います。
◆どのようなことでお悩みでしたか?
小5の頃から朝起きるのが大変になり、小6で症状が強くなり病院にかかったところ「起立性調節障害」との診断でした。
投薬治療を続けましたが、いまいち良くならず、中学生になり身心の成長、環境の変化も影響したのか、症状が強くなり、学校へ行けない日が増え、不登校気味になってしまいました。
◆どのような変化がありましたか?
施術と食事・栄養のアドバイスのおかげで朝の目覚めが少しずつ改善されてきています。
学校へも週2~3程度行けるようになりました。
食欲も前に比べて出てきたようです。
◆感想がありましたらお聞かせください
体の不調の原因に鉄不足があるとわかり、毎日の食事に必要な栄養を知ることができて助かりました。
これからも日々の元気のために続けていきたいです。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。