毎日遅刻の朝起きられない高校生も通院5週間で7時起床、1時間目登校になる
朝起きられない、起立性調節障害の事例を紹介します。
朝起きられず、毎日遅刻で3時間目登校だった男子高校生が、通院5週間で7時起床、1時間目から登校に改善した事例です。
来院までの経緯、症状
高校1年生。16歳。男性。U君。
6月から朝起きられなくなった。
毎朝、頭痛、気持ち悪さ、倦怠感があり午前10時~11時頃にならないと起きられない。
学校は毎日遅刻で3~4時間目からでないと登校できない。
6月に起立性調節障害と診断されて昇圧薬を飲んでいるが改善しなかった。
夏休み中も症状は変わらなかった。
このままでは留年してしまうのではないかと心配している。
起立性調節障害を調べて当院を知り相談に訪れる。
症状の経過
9月9日。初回来院。
以降、週1回来院。
栄養指導を実践していただく。
9月17日。2回目。
起きる時間は10時頃。
学校は3時間目か4時間目に登校している。
1日だけ8時半に起きられた日があった。
9月24日。3回目。
毎日9時半頃に起きていた。
学校は毎日、3時間目から登校していた。
4時間目からの登校はなかった。
9月30日。4回目。
先週と同じく毎朝9時半頃に起きて3時間目から登校している。
頭痛や気持ち悪さは減っている。
10月8日。5回目。
テストの日に朝7時半に起きて1時間目から登校できた。
朝起きられなくなってから初めて1時間目に登校した。
他の日は3時間目から登校だった。
頭痛や気持ち悪さはあまりない、倦怠感がある状態。
10月15日。6回目。
週に3日、朝起きられて学校も1時間目から登校できた。
朝から登校した翌日は疲れがあり3時間目から登校になる。
頭痛や気持ち悪さはほとんどなくなった。
朝起きられる日が増えてきましたとのこと。
10月22日。7回目。
週3日、朝7時に起きて1時間目から登校した。
2日は3時間目登校だった。
土曜はサッカー部の試合があったが7時に起きられた。
週の半分以上は朝起きられるようになった。
院長の解説
高校1年生のU君とお父さんがご相談に来られたのは9月上旬のことでした。
U君は6月から朝起きられなくなり、毎朝、頭痛、気持ち悪さ、倦怠感があり午前10時~11時頃にならないと起きられない、学校は毎日遅刻で3~4時間目からでないと登校できなくなっているということでした。
6月に起立性調節障害と診断されて昇圧薬を飲んでいるが改善しなかった、夏休み中も症状は変わらなかったそうです。
このままでは留年してしまうのではないかと心配になったそうで、起立性調節障害を調べて当院を知り、ご相談いただきました。
U君のような朝起きられない・起立性調節障害の原因として、自律神経の乱れという問題と栄養失調という問題があります。
U君はサッカー選手で、とてもがっちりとした体格で見た目は健康そうなのですが、実際は栄養失調になっていると考えられます。
U君の検査結果はありませんでしたが、起立性調節障害のお子さんは全員が栄養失調なので、U君も間違いなく栄養失調なのです。
栄養的には鉄不足・たんぱく質不足が重要なので、U君には施術を受けていただきながら、栄養状態改善のため、これらの栄養を摂取するように栄養指導を実践していただきました。
U君は私の指導通り実践してくれたようです。
※栄養状態は検査結果で分かりますので、検査している人は持参してください。
当院のお客様は全員が栄養失調です。
9月9日が初回来院でした。
以降、週1回のペースでご利用いただきましたが、以下のような変化があったとご報告いただいています。
9月17日。2回目。
起きる時間は10時頃。
学校は3時間目か4時間目に登校している。
1日だけ8時半に起きられた日があった。
9月24日。3回目。
毎日9時半頃に起きていた。
学校は毎日、3時間目から登校していた。
4時間目からの登校はなかった。
9月30日。4回目。
先週と同じく毎朝9時半頃に起きて3時間目から登校している。
頭痛や気持ち悪さは減っている。
10月8日。5回目。
テストの日に朝7時半に起きて1時間目から登校できた。
朝起きられなくなってから初めて1時間目に登校した。
他の日は3時間目から登校だった。
頭痛や気持ち悪さはあまりない、倦怠感がある状態。
10月15日。6回目。
週に3日、朝起きられて学校も1時間目から登校できた。
朝から登校した翌日は疲れがあり3時間目から登校になる。
頭痛や気持ち悪さはほとんどなくなった。
朝起きられる日が増えてきましたとのこと。
10月22日。7回目。
週3日、朝7時に起きて1時間目から登校した。
2日は3時間目登校だった。
土曜はサッカー部の試合があったが7時に起きられた。
週の半分以上は朝起きられるようになった。
このように少しずつ起きる時間が早くなり、1時間目から登校できる日が増えてきたそうです。
朝起きられない・起立性調節障害のお客様は1ヶ月位で改善する方が多いので、U君も平均的な治り方でした。
毎日遅刻の朝起きられない高校生が5週間で7時起床、1時間目登校に改善した事例でした。
お客様の声
最後にお父さんに書いていただいたアンケートを紹介します。
回復していただけて本当に良かったです。
◆どのようなことでお悩みでしたか?
高校に入り6月ぐらいに1週間学校に行けない事があった。
「起立性調節障害」の診断を受け、薬を飲んでいたが、改善せず進学出来なくなる事が頭をよぎりました。
自分なりにネットで調べた時に、たまたま見つけたのがここでした。
初診の時に様々話を聞いて、何となく完治しそうと感じ通わせて頂く事にしました。
◆どのような変化がありましたか?
2回目あたりから振り返ってみたら、朝起きる時間が少しずつ早くなっている事に気づきました。
回数を重ねる度に、1時間目から学校に行ける日が増えてきました。
◆感想がありましたらお聞かせください
起立性になる人はあまり周りにいなくて、聞いたのも初めてでした。
もし周りにそういう人がいたら、必ずこちらを紹介すると思います。
また、食生活の大切さも教えられた事、感謝しております。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。
栃木県宇都宮市。自律神経整体 燦々堂。