コロナ禍で起立性調節障害の子どもが増えている、という記事の紹介
コロナ禍で起立性調節障害の子どもが増えている、という記事がありましたので紹介します。
起立性調節障害を発症し、高校の出席日数が足りなくなり退学した高校生の例が紹介されています。
1000件以上のコメントがあり、関心が高いようです。
・Yahoo!ニュース
「退学も…「朝起きられない」10代に多い起立性調節障害、コロナで拍車」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7623bf2338855c13007e4df049ab438e172748
・西日本新聞
「朝起きられず…10代に多い不調、コロナで拍車」
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/695702/
記事で紹介されているのは高校1年の女性で、昨年のコロナ休校明けに体調を崩し、朝起きるとめまいや腹痛があり、早退や保健室で休むなどしながらどうにか通学していたが、症状が悪化し9月から不登校になった。
10月に起立性調節障害と診断された。
今年1月に出席日数が足りないため留年か退学か選ぶよう告げられ、退学することになった、というものです。
医師のコメントで、
「長期休校と外出自粛により日中の活動量が減ったり生活のリズムが乱れたりしたことに加え、ODの症状が悪化しやすい梅雨や夏の時季に休校明けが重なった」
と説明されています。
長期の休み明けに発症し、遅刻や欠席が増える…
学校に行きたい、勉強したい、部活も頑張りたいのに、どうしても学校に行けない…
出席日数や単位が足りなくてこのままだと留年・退学になってしまう…
私のお客様にも何回も聞いた話です。
記事にあるように一般的な全日制の高校は厳しいので、出席・単位が足りないと留年か退学を迫られます。
放置すれば子どもの人生を大きく狂わせることになりかねません。
そこまで追い詰められる前に相談していただければ解決法はあるのに…、といつも思います。
お子さんが同様の症状でお悩みでしたら、どうぞお早目にご相談いただけるようお願いいたします。