いじめ・不登校で過緊張の子ども、身体から楽にしてあげましょう 中3女子の例
今回はいじめを受けた経験のある、中学生のお客様の例を紹介します。
いじめや不登校を経験した子どもは、強いストレスから日常的に身体が過緊張になってしまいます。
「過緊張」とは、身体に力が入り続けて、昼も夜も緊張状態が続いてしまう状態です。
力を抜いて身体が休息できなくなってしまいますので、病気でなくても次第に体調が悪くなってしまいます。
頭痛がする、お腹が痛い、眠れない、朝起きられない、立ちくらみがする、食欲がない、吐き気がする、動悸や息切れがする、身体がだるくて疲れやすい、勉強に集中できない・・・。
子どもに多いこのような不定愁訴は、身体の過緊張が原因となっています。
身体の過緊張が続いてしまうと、自律神経が正常に働かなくなり、内臓の機能が阻害されます。
また、身体が緊張し続けていると神経や血管を圧迫して、頭痛を引き起こしたり、立ちくらみやだるさの原因になります。
精神的ストレスをコントロールするというのはとても難しいものです。
いじめや不登校といった強いストレスを経験した子どもなら尚更のことです。
過去の辛い経験がトラウマとなって、いつまでもストレスを受け続けて、身体の過緊張が続いてしまいます。
では、どうしたらそのような子どもを楽にしてあげられるのでしょうか?
私が提案するのは「まず身体の過緊張をゆるめてあげること」です。
自分ではどうすることもできないほど、ガチガチに固くなった身体の過緊張をゆるめてあげるだけで、身体は楽になり、本来の自然な状態に戻ってゆくのです。
自律神経の症状は薬では治すことが困難です。
また心理的カウンセリングを受けても、身体の症状はなかなか変わりません。
まず身体からアプローチして、身体から楽にしてあげることを私は提案しています。
たいていのお子さんは、身体が楽になると心も楽になって、意欲も湧いてくるものです。
その一例として、いじめを受けた経験のある中学3年生の女性、Yさんの例を紹介します。
最近、当院に相談に来られたYさんは現在、中学3年生。小学校から中学1年の時までいじめを受けていたそうです。
中学2年の時に転校していじめからは逃れたものの、心身の辛い症状にずっと悩んでいるということです。
頭痛が酷くて、朝の体調が悪くて昼頃にならないと起きられず、不安感もあり、学校は休みがちで、頭痛薬や精神安定剤に頼った生活が続いているということです。
お母さんも、中学3年生でこれから受験があるのに、学校に行けず、勉強もできず、心配していました。
初回の相談は金曜日でしたが、施術を受けて身体が楽になる感覚があったそうで、さっそく二日後の日曜日にも来ていただきました。
Yさんによると「学校が始まる前に施術を受けたかった」そうです。
2回目のご利用の時に感想を聞くと、
「身体が軽くなって楽になった感覚がある」
「頭が重い感じだったのが軽くなった」
「動くとすぐ疲れやすかったのが疲れにくくなった」
「身体が温まり血行がよくなった感じがする」
といった感想をいただきました。
また、
「前は顔色が悪かったのに、鏡を見て顔色が良くなっていて嬉しかった」
といった感想もありました。女の子らしいですね。
Yさんの表情も、初回の時より明るくなり笑顔も見られました。
身体が軽く感じるのは過緊張がゆるんだためです。
疲れにくくなったり、身体が温まったり、顔色が良くなったりするのは、血液の循環が良くなったためです。
いずれも、施術により身体の過緊張をゆるめたことにより得られた効果です。
一度の施術でもこうした効果がありましたので、継続していけば症状の回復も望めるでしょう。
「いじめ」という想像を絶する辛い体験を乗り越えて、懸命に生きているYさんの姿には感銘を受けました。
Yさんのこれからのより良い人生のために、お手伝いができれば幸いと思います。
あなたのお子さんは、今回ご紹介したYさんのように、いじめや不登校を経験して、辛い身体の不調で悩んでいませんか?
「まず身体を楽にしてあげる」ことで、あなたのお子さんのお役に立てるかもしれません。
興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
※「免責事項」本ホームページに掲載した事例やお客様の体験談は、個々の成果や個人の感想を表現したものであり、万人への効果を保証するものではないことをご理解ください。施術による効果には、個人差があります。