夏休み明けに症状悪化して午前10時まで起きられない中1女子~起立性調節障害の実態シリーズ4
燦々堂
宇都宮市の自律神経専門整体 燦々堂
起立性調節障害は中学生の10%が発症するとされ、不登校の3~4割は起立性調節障害が関係しているそうです。
起立性調節障害の実態はどのようなものか。
起立性調節障害、および関連する子どもの体調不良について、当院にご相談いただいた様々な事例をシリーズで紹介します。
中学3年生。男性。2019年5月のご相談。
中学2年の2月、剣道部の大会の日に突然、頭痛があった。
それから3ヶ月、頭痛が続いている。
頭痛がひどく、毎日、頭痛薬を飲んでいる。
天気が悪くなると頭痛が悪化する。
起床困難で朝起きるのが辛い。
めまいや立ちくらみもある。
週に1回ほど遅刻する。
学校に行ってからはあまり不調はなく活動できている。
2年生の秋から部活動で先輩の立場になり、ストレス・責任感・練習の疲労・大会のプレッシャーなどがあった。
病院で起立性、MRIの検査などを受けたが原因は分からないと言われた。
神経調節性失神と診断され、血圧を上げる薬、頭痛薬を服用している。
起立性調節障害ではないかと調べていた。